皆さんは、野田一江さんをご存知ですか?
セブンルールという番組で2月4日に紹介されます。
チアリーディング部創部当時から”チア経験ゼロ”、全くの独学でチームを率いてきた監督・野田一江さんの指導についてセブンルールで紹介されたことを追っていきたいと思います。
野田一江
今夜11時は『セブンルール』✨
全国優勝30回以上!
箕面自由学園高校チアリーディング部監督・野田一江さんに密着👀
チア経験ゼロから、チームを日本一へと導いた秘訣とは?7つのルールに迫ります。#カンテレ pic.twitter.com/IW6mRDSDf9— カンテレ (@kantele) February 4, 2020
元はチアリーディング経験ゼロのクラリネット奏者で、箕面自由学園に来たのも音楽の非常勤講師としてだった。
自分がやったことがないので、この技が痛いとか出来ないとかしんどいとか分からないんですよ。
「これをやってみたら面白いんじゃないの?」っていう発想が常にあって
それを全部やったんです
そしたら優勝したんです
箕面自由学園高等学校チアリーディング部
箕面自由学園高等学校チアリーディング部「GOLDENBEARS」は、1991年に創部されました。
日本選手権大会で9連覇を含む19勝、全国優勝35回、高校チアリーディング部の絶対王者とも呼ばれている強豪チームです。
大会では16人で2分30秒の演技を披露。
技の難易度・表現力を競い合う。
少しでもタイミングがずれると大怪我につながる競技。
セブンルール
ルール1 他校がやらない技を取り入れる
現在は3か月後の全国大会に向けて練習中。
技術コーチとともに、選曲や構成を練り、演技を完成させていく。
一軍メンバーはわずか16人。
その座をかけて、全員がライバルだが、、、
みんなで協力して励まし合ってやる。
チアリーダーって 頑張ってる姿を見て
みんなに元気になったり勇気を持ってもらうものなので
常に明るく元気に
チアで一番大切なのは信頼関係です。
信頼関係が無いと落下につながって怪我につながってしまうので。
日本一を取るために、常に何か新しいことをチャレンジしようとしてて
高校生ではまだ誰も取り入れていない難易度の高い技を入れている。
失敗もするんですけど、成功したときの喜びがさらに大きい。
1人じゃ絶対にできない。誰かの助けがあって初めてできる。
だから普段からすごいコミュニケーションを深くしてて相手が何を考えてるかってことを目を見た瞬間にわかればミスがあってもリカバーが出来るんだそうです。
失敗する苦しさや成功した喜びを何度も分かち合ううちにいつしか信じあえる仲間になっていく。
ルール2 ノートで生徒の声を聞く
チアリーディングはメンタルスポーツだという。気持ちで体を動かす。気持ちがないと体が言う事を聞いてくれない。心の状態が演技に反映されるメンタルスポーツ。
本番中は見守ることしかできないが、ベストなメンタルで彼女達が大会に望めるよう日頃からしていることがある。
練習の合間、読み込んでいたのは72人分の練習ノート!
生徒たちとの交換日誌みたいなものだという。
人数が多いので何を考えて何を悩んでいるのかがわからないので、ちょっとでも練習以外の中で解決できることがあったらやりたい。
気になった生徒には個別に話をする。不安は一刻も早く取り除き生徒に前を向かせるのが役割。
ルール3 家族の朝食は全員別メニュー
結婚し二人の息子をもうけてからも家庭以上にチアリーディングを優先してきた。
そんな、野田さんも朝ごはんだけは家族の好きなものを作る!
三人三様食事の内容だが、すべてお好み通り作る。
ルール4 生徒の前では常に笑顔
去年は大会で優賞を逃していた。3年生にとっては最後の大会だから、勝たせてあげたかった。
生徒や親の思いを背負う重圧。しかし生徒の前では常に笑顔。
張り詰めた思いは封じ込め常に笑顔で接する。
「子は鏡」っていうのと一緒でやっぱり生徒は自分の鏡なので常に前に立ってる人が笑顔でいたらそれだけで安心しませんか?
常に笑顔は大切!
ルール5 テストの点数次第で練習から外す
生徒にテストの成績一覧表を提出させて点数を把握し、成績の思わしくなかった生徒に話をする。
目標点数に届かなかった生徒は、再テストを受けるよう指導する。
生徒たちはステージの上で勉強会。チームの主力でも学業優先。
社会に出た時に全然勉強出来ない癖がついていると就職したあとも社会で活躍できないし自分自身を皆が律せるっていうふうに持っていけたらもっといいパフォーマンスが出来ると思う。
ルール6 ゲンは担ぎまくる
全国大会まで一週間。大会までのルーティーンを始める。
美容院に行き、ネイルサロンに行き、串カツを食べ神社にお参りに行く。
出来ることは全部やっていかないと落ち着かないんで。
ゲンを担ぎます。
結局何もできないので私が全部のパワーをもらってそれを生徒に移せたらいい。
ルール7 生徒とは距離を置く
大会が近づいてくると生徒も焦りや不安が・・・
そういう時はあえて言わないようにします。
自分達で考え自分たちでつかみ取ったものだから・・・
過去の苦い経験の中に、生徒と距離が近くなりすぎて大会の時に集中させるんではなく、このメンバーで最後やという感情だけが溢れてしまってボロボロになった経験があった。
そこで気づかされてある一定の距離を置きながら生徒を見守るようになった。
私のために頑張るんじゃなくて、自分たちのために頑張るように・・・
番組情報
今夜11時オンエアの「#7RULES」は、チアリーディング日本一の高校・箕面自由学園 監督 野田一江に密着!「経験ゼロからスタートしておよそ30年、独学で常勝チームを作り上げた彼女の「#セブンルール」とは?#青木崇高 #YOU #本谷有希子 #若林正恭#小野賢章 pic.twitter.com/c1aa7m2i4w
— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) February 4, 2020
7つのルールを手掛かりに、輝く女性たちの素顔を映し出す新感覚ドキュメント
スタジオキャスト
俳優・青木崇高 YOU オードリー若林正恭
芥川賞作家・本谷有希子
まとめ
「野田一江セブンルール高校チアリーディング部の絶対王者監督の使命!」と題してお送りしてきました。
生徒達を大会で優勝させるために、人生をかけて全力で取り組む姿に、感動しました。
ノートのチェックまでして一人一人の心に寄り添い、それでいて、最後には見守る。
中々できないことですよね!
人の親として学ぶことが沢山ありました。
これからもまだまだ沢山の生徒さんたちを指導して頑張っていただきたいと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。