漫画“ジョジョの奇妙な冒険”に描かれ、話題となった小さなおだんご!
グレーテルのかまどでも取り上げられます。
『ジョジョリオン/1巻』で、東方定助が「何だこれはぁぁ―――ッ ンマイなあああッ!!」と絶賛したおだんごを調べてみたいと思います。
小さなおだんごとは?
個性あふれるキャラクターや、ド迫力の表現が熱狂的な支持を集める“ジョジョの奇妙な冒険”。
この人気漫画で、蜜が飛び出すインパクト抜群の描写がファンの話題となったのが、ごま蜜だんご。
このごま蜜だんご、ジョジョの作者である荒木飛呂彦先生も魅了した岩手県にある菓匠松栄堂さんのごま摺り団子がモデルとされているそうです。
明治三十六年、松栄堂は菓子屋として、百年以上も昔に岩手県南の街「一関市・地主町」に生まれたそうです。
開業の地一関では、正月以外に節分や彼岸など季節の行事にも餅をついて食べる習わしがあります。更に結婚式や葬式など改まった席では「もち本膳」を振る舞う習慣があり、多い時では年間六十日以上も餅を食べる機会があります。
こういった、地域の生活に根差した餅文化は、松栄堂の菓子づくりにも大きく影響し、田むらの梅やずんだもち、くるみゆべしなど、多くの餅菓子を生み出すきっかけとなったそうです。
最近では仙台駅や、高速道路のSAなどで購入することも出来るようです。ホームページを見てみると、ごま以外にもずんだクリームや抹茶クリーム味があります。
ゴマ蜜団子の食べ方に特徴が・・
最初は優しく奥歯でゆっくり噛んでくださいとのこと。
すると、口の中にゴマの香りがいっぱいに広がってとろけるような美味しさなのだそう!
決して前歯で噛んではいけないですよ!
中から、ブチューっと出てきてしまうので・・・
荒木飛呂彦先生の思い
漫画をよく読んでみると、実は創業の年数や、パッケージのデザインなどがきちんと描かれていて、きっとこのお菓子だろうと限定できるヒントがたくさん隠されているそう。
読む方に分かるように登場させているのには、宮城出身の荒木さんなりの東北への思い、故郷への思いがあるのかもしれません。
食べてみたくなるのはもちろん、作品の奥深さにも迫っていますので、ぜひ、たくさんの方に見ていただきたいと思います!
グレーテルのかまど
グレーテルのかまどでは、ごま蜜だんごを作ります。
ヘンゼルはとろとろの蜜入りだんごに大苦戦。無事、完成させられるかどうかが見どころです!
ヘンゼル(瀬戸康史)も思わずジョジョ立ち?
グレーテルのかまど
【放送日】毎週月曜[Eテレ]後10:00
6月3日「“ジョジョの奇妙な冒険”のごま蜜だんご」
ごま摺り団子
発売元:菓匠 松栄堂
住所:〒021-0026 岩手県一関市山目前田103
電話番号:0120-23-5008
コメント