マスク(使い捨て)のアルコール消毒で再利用は危険!性能が劣化する?

ライフ

現在使い捨てマスクの品薄状態が続いていますが、使い捨てマスクをアルコール消毒して使用している方も多いのではないでしょうか?

そんな中、アルコール消毒で使い捨てマスクの性能が劣化するとの情報が・・・

常にアルコールをスプレーしていた私としては「寝耳に水」でした。

医療機関に注意喚起されていると聞きましたがどんな内容なのでしょうか?

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使い捨てマスクのアルコール消毒は危険?

日経メディカルによると、

『我々は、室温20℃相対湿度30%に設定した環境試験室の25m3の安全密閉チャンバー内で、鶏卵しょう尿液ならびにしょう尿膜腔中で増殖させたインフルエンザウイルスをネブライザーで噴霧し、一定時間後空気をサンプリングして回収する実験系を有しており、それを用いて日常的に仕事をしています。

今回は、その回収系の最後の部分に調査対象のマスク素材を置き、それを通過してくる空中浮遊粒子の中の活性インフルエンザウイルスの量をプラーク法で測定、あるいは通過してくる空中浮遊粒子の物理的粒子の粒子径ごとの濃度をレーザー粒子測定装置で測定するやり方で、マスク素材の評価を実施しました。

使い捨てマスクにアルコールをたっぷり噴霧して検証した結果、アルコール消毒によって性能が劣化することが示されたと注意喚起を呼びかけています。

 

日経メディカル:https://medical.nikkeibp.co.jp/

原因は性能の劣化

使い捨てマスクに強力なUV照射を20分間したものもある程度性能の劣化が認められたが、アルコールによる劣化ほどではなかったといいます。

アルコール消毒スプレーに関して噴霧することでウィルスを撒き散らすことがわかり、噴霧後約2時間、空気中にウィルスが停滞していたという結果も確認されています。

私たちが気をつけること

使い捨てマスクを絶対アルコール消毒しないこと!

劣化して、アルコールが静電気成分を弱めるなどの働きをするのでウィルスがマスクから侵入しやすくなるから。

スプレーはウィルスを撒き散らすから使用しない。

身近な家具やテーブルなどは、アルコールをキッチンペーパーや布などに湿らしアルコール消毒する。

まとめ

「マスク(使い捨て)のアルコール消毒で再利用は危険!性能が劣化する?」というタイトルでお届けしました。

アルコール消毒をしたら、ウィルスは死滅すると思っていたのでびっくりしました。

情報を取得した今、絶対にアルコール消毒のスプレーは使わない(噴霧しない)。

マスクにスプレーをかけない。もし、ウィルスが付いていたら撒き散らす恐れもあるしマスク自体も劣化させてしまうので。

周囲を除菌したいときは、アルコールで拭く。

以上、気を付けていきたいと思います。

一人でも多くの皆さんに伝わり、気を付けていただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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