皆さんは、教来石小織さんをご存知ですか?
セブンルールという番組で紹介されます。
映画配達人とは?どんな信念で活動を続けているのかセブンルールの中で紹介されたことを
追っていきたいと思います。
教来石小織(きょうらいせきさおり)
今夜11時 オンエアの「#7RULES」は、NPO法人World Theater Project 代表 教来石小織 に密着🎥!電気もテレビもない農村の子供たちに「映画」で夢の種まきを!世界14カ国、7万人の子供たちに映画を届ける彼女の「#セブンルール」とは?#青木崇高 #YOU #本谷有希子 #若林正恭#小野賢章 pic.twitter.com/3cSDxLrVEW
— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) January 7, 2020
千葉県出身で38歳の女性で、大学は日本大学藝術学部映画学科を卒業。
一番好きな映画は『ニュー・シネマ・パラダイス』だそうです。
「映画から夢が広がった 大切なぼくの宝箱」というキャッチコピーにもグッときてしまうという教来石さん。
ご自身も映画で夢を広げてきた子どもさんだったからでしょうね!
現在 NPO法人 World Theater Project代表を務める教来石さん。
「途上国に何か届けるなら食料とかワクチンとか先に届けるものがあるんじゃないの」といろんな方から言われたが、映画を届ける活動は夢の種まきだと思い、自分のベッドのシーツをスクリーン代わりにして始めた活動。
今は多くの企業や支援者が彼女を後押ししNPO法人World Theater Projectを運営している。
NPO法人 World Theater Project
広場や教室、お寺を即席の映画館に変身させ、電気もテレビもないカンボジアの子供達に「日本のアニメ映画を途上国の子供たちに届けたい」というミッションを掲げ、2012年移動映画館の活動を開始します。
映画館のない地域に暮らす子ども達に映画を届けるこの活動が、子ども達の心に種をまく活動であると信じ、彼女はこれまで世界14カ国、7万人の子供たちに「映画」を届けて来ました。
セブンルール
ルール1 字幕ではなく吹き替えにする
映画はとなりのトトロの原型ともいわれる脚本宮崎駿監督高畑勲のアニメ「パンダコパンダ」を始め、「はれときどきぶた」や「映画の妖精フィルとムー」、「ニルスの不思議な旅」「劇場版ゆうくんがいく」などすべて許諾を得て上映している。
今まで知らなかった選択肢や生き方、職業などを知ることで何か少しでも新しい可能性が広がるといいなと思い、現地の言葉に吹き替え版を作って上映している。
吹き替えは声優やアフレコのスタジオを使うため、字幕よりお金がかかる。けれど、カンボジアのような内戦があった国など、字が読めない大人も多いので、親子家族で楽しんでもらえるように、吹き替え版にしているそうです。
ルール2 映画を作るときはセリフを無くす
上映権フリーのアニメ「映画の妖精 フィルとムー」を自ら制作プロデュース
世界中の子どもたちに届けられる上映権フリーの言葉のないクレイアニメ映画が出来たことでいろんな国の方にも上映をしていただけるようになったそう。
声の担当は、黄色のフィル役が俳優の斎藤工さん
赤色のムー役が女優の板谷由夏さん
言葉がないのでセリフは、「ああ」とか擬音が多い。
斎藤工さんも、ボランティアの移動映画館の活動をしていて、この映画も斎藤さんからお話がありチャリティーでやってもらっているそうです。
ルール3 ここぞというときは長文を書く
お母さまの影響で映画が好きになり映画監督の道を志しました。
しかし、才能に限界を感じて諦めてしまいます。
その後、一度は事務職に就いて仕事をするのですが、大学時代にドキュメンタリー映画を撮りに行ったケニアでの出来事を思い出すのです。
当時、村で子供たちに「将来の夢は何ですか?」と聞くと、返ってくる答えが少なかったそうです。
どうして?という疑問を抱きましたが、“知らない夢は思い描くことができない“ことに気づいたのです。
途上国の村に映画館があったら子どもたちはどんな夢を見るんだろうと思いで、最初の上映会を開いた。
自分のエゴやわがままで子ども達に上映したいと思ったので、迷惑だったら一度でやめようと思っていたが、映画を観ている子どもたちの顔を見た時に、絶対にこの活動を続けて広げていこうとその場で決意したとのことです。
プロジェクターや発電機スクリーンなどすべて企業からの支援。
彼女が支援をお願いするときは長文のメールを送るそうです。
1歩前に進みたい、活動をひろげたい、そのチャンスはここなんじゃないかなと思ったときは口下手なので話す事より書くことで思いを伝えるとのこと。
企業の方は、想いが込められているメールが多いですと語っていました。
ルール4 ビジネスコンテストで活動費を稼ぐ
募金活動は、おもちゃのカプセルにお金を入れてもらって「夢の種」に見立て、夢の種まきの気持ちで募金をして頂くという、ユニークで素敵な募金活動。
募金をする方の気持ちも、形に表すことですごく嬉しい気持ちになるのでは?と思います。
ステキな募金のカタチですね!
助成金を受けるためにビジネスモデルを競い合うコンテストに応募する。
【主な受賞歴】
・第5回みんなの夢アワードグランプリ
・第32回人間力大賞文部科学大臣賞受賞
・The JCI Ten Outstanding Young Persons of the Worldの20名に選出
活動資金を集めなければならないと応募し、みんなの夢アワードグランプリでは2000万円賞金でもらえると思ったら、2000万円分の支援を受けられる権利だった。
NPO団体を株式会社にする条件だったが、未だにNPO法人のままで保留となっているそう。
ルール5 自分が出来ないことは人に任せる
いろんなスキルの方がボランディアで集まり活動しているので、出来ないことは得意な方にお願いする。
自分が出来ないことは出来る方にお願いした方が効率的にいい感じで早く進むのでお願いするとのこと。
ご主人は、「本人も能力足りなかったりするんですけれどもみんなが支えてあげたくなるみたいな人で、本当にいろんな人が助けてくれて、周りを巻き込んで一緒にやっていくような感じです」とのことです。
ルール6 仕事に誇りを持てる人を雇う
カンボジアの現地スタッフは欠かせない存在。
元々彼らはテュクテュクドライバーだが、スクリーンの設置や、プロジェクターの使い方などを覚え、今では彼らが自主的に上映活動をしている。
現地スタッフは子供たちに知識とか教育を与えることに興味はあったが手段がなかった。
この仕事に出会って人生が変わりました。社会に貢献できるという誇りが生まれました。
活動の理念に共感し子ども達に夢を届ける昔の紙芝居屋のおじさんのような映画をとどけてくれるおじさん。
現地スタッフの活動はますます広がっていく。
ルール7 上映中は子どもの顔を見る
今、カンボジアは変化している。経済成長の波が押し寄せている。
数年前と違ってWi-Fiも飛んでいるし皆初めて観る動画はYouTube。
活動の意味や意義をちょっとずつ変えていかなきゃいけないのかなと思いながらも映画を届けていく。
映画の力って子どもたちの人生もどこかでより良くなって世界もより良くなるんじゃないかって信じている部分があるので、上映中は子どもたちの反応とか表情とかを見るようにしているとのこと。
どの様なシーンでどの様な反応をするのか子どもたちを見ているのが好きと語る教来石さん。
そこに込められた彼女の思いとは?
願わくば自ら選んでそして切り拓くような人生をよりよい豊かな人生を10年後20年後に送っていたらいいなと思います。
番組情報
親友の妻であり、親友であり、カタン仲間のさおりんが今夜セブンルールに出ます!
お時間ありましたらご覧ください✨🙏✨ https://t.co/lGaiCFuFit— 浅野@カンボジア発テーラーメイドシャツブランド🇰🇭 (@Yusuke_Asano) January 7, 2020
7つのルールを手掛かりに、輝く女性たちの素顔を映し出す新感覚ドキュメント。
スタジオキャスト
俳優・青木崇高 YOU オードリー若林正恭
芥川賞作家・本谷有希子
まとめ
教来石小織(きょうらいせきさおり)セブンルール映画配達人とは?というテーマでお伝えしてきました。
教来石さんの熱い思いが、映画を通して子ども達の心に種をまき、未来への夢を見ることが出来るようになる・・
彼女の信念が、人を動かす!
1人の思いが、少しずつ伝わり子どもたちの夢を叶える手助けになる。
本当にすごい事だと思います。
教来石さんの活動を応援したいと思います。
あの時のあの映画が人生を変えましたという話がいつか沢山聞ける日を楽しみに・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。